逗子葉山近辺でシステム開発業を生業としてる男の地を這うような日常。

匍匐前進の日々

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たなb
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書生気質と格差社会
内田先生の「格差社会って何だろう」を読む。

この人を尊敬もしているんだが、こういう文章を読んでしまうと、なんといいますか違和感を覚えずにはいられない。
いや、俺も子供ができて会社を辞めて自営になるぐらいまでは
私自身は人間の社会的価値を考量するときに、その人の年収を基準にとる習慣がない。

という自分の気質を大切にしてた気がする。
そういう気質は今もあるし心の底では大切にしているが、世間を渡る上では年収を判断基準にする局面もある。金を集めるのが上手い人を尊敬もするしお世辞も言うよ。つまり、昔に比べれば判断基準に毛も生えたしシミも出来たというわけです。

一歩間違えれば家族を抱えて路頭に迷うという危機感が常につきまとっているというのが大きいかもしれん。要するに自分を守るものが基本的に自分だけという寒い感じが常にあるのだ。#勿論助けてくれる方は何人もおられるが、それとは別の次元の話だ。

そういうスタンスで世間を見てると、格差社会というのが身に沁みるわけである。自営業でなくとも、派遣社員や小さな会社の社員などの多くは危機感を常に持っているはずだ。
その危機感が、「格差社会」という言葉を増幅しているように見えるのだ。

格差社会はワーキングプアにとどまらない。「仕事が無い」という深刻な事態を打開できている地方、過疎地域がどれだけあるか。いや、仕事はある。しかし、月給12万円パート収入6万円計18万円で一家4人がどの程度の生活が出来ますかということである。

そこいくと、内田先生の文章は、妙にぬくぬくとした感じがあるわけですよ。一言で言えば、「書生気質」というやつかなと思う。学生気分のまま大人になってそのまま今があるという感じである。勿論、先生は自立されてるワケだし、銀行が喜んで金を貸してくれる程度の収入をご自分の能力で得ておられると思うが、俺からすると「何かに守られている」感が漂っているように見えるわけです。
このエントリの危機感の無さを説明するには、そう解釈するより今のところ手が無いのです。

先生は、要するに以下のことが言いたいのだろう。

「格差社会」論というのは、言い換えると「金のことをつねに最優先で配慮する」ことこそが「政治的に正しい」ふるまい方であるとする判断に同意署名することである。
「金のことをつねに最優先に配慮する人間」は私の定義によれば「貧乏人」であるので、格差社会の是正のために「もっと金を」というソリューションを提示する人々は、論理的に言えば、彼ら自身「貧乏人」であり、その読者たちもまた「貧乏人」であり続ける他ないということになるであろう。


これには真っ向から反論したい。
「もっと金を」ではない。
「もっと仕事を」または、「もっと最低限の生活を保障してくれる仕事を」「貧乏だね、あはははと笑えるレベルの生活を保障してくれる仕事を」
ということだ。
貧乏を笑い飛ばした「佐賀のがばいばあちゃん」が美談なのは、島田洋七という成功者が語っているからこそなんである。今だにメシが食えない生活を洋七氏が送っていたら、それは笑えないだろということだ。今の時代って、そういう危機感があるよねということである。

勿論、マザーテレサのおっしゃるとおり、日本人の「心の貧しさ」については多くを語るべきだ。しかし、それと格差社会とは別の話である。
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【2007/07/26 (Thu) 00:21】 日記 // TRACKBACK(5) // COMMENT(0)
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