http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070719_20th/index.html
先日実家に行ったらお袋まで年金ネタのせいですっかり反自民になってました。今回のマスコミの反自民攻撃はそこそこ成功したように見える。
【社保庁=悪】→【ブラックボックス】→【政府=悪】
という図式の中のブラックボックスを全く説明しないことで、
【社保庁=悪】→【政府=悪】
に転化する作業に成功したということだ。
今回、年金問題を安倍政権の責任に転化したやりようは見事だった。
つまり、社会保険庁は、政府・官邸には何も知らせずに「大丈夫、大丈夫」と言いながら、民主党を中心にした野党、そして週刊誌、新聞に、いかに年金の記録がめちゃくちゃになっているかを、どんどんリークしたのだ。
田原さんの文はいわゆる保守系の皆さんの主張なわけなんですが、ニュースを時系列で見ると、保守系論壇で言われている「社保庁が民主党マスコミへの自爆テロ的情報リークによって短期的保身を計った」という認識は、さもありなんと思う次第。自治労経由で情報をゲットした民主党が結局主導権を握ってしまったという筋書きですね。さらに天下りの件もあるから、政府を敵視している官僚は大勢いよう。
結局のところ、安倍政権は無能とは言わないが、ケンカの仕方がまずくて現在劣勢という状況認識である。
それにしても不思議なくらいにこの保守系の主張がTVメディアに乗っかってこない。
何故にメディアがここまでやるかという点について、
官僚が公務員改革に反対するのはわかるが、なぜメディアも反対するのか。
ある新聞社の幹部は、「そんな改革をやったら優秀な人間が官僚にならなくなる。そうなると日本の行く末が思いやられる。だから断固反対する」と僕に語った。また、マスコミはなんだかんだいっても主な情報源は官僚たちだから、官僚たちが反安倍政権になるとマスコミも安倍不支持となるのだ。
という田原氏の論には無理があるなあ。
一部のメディアはいまだに上の連中の体質が反政府反体制で特に安倍小泉を嫌いな奴が多い業界なのは見てのとおりである。どんな理由があれ、とりあえず政府を叩くのは癖のようなもんなんじゃねと。
特に小泉政権時代に世論誘導に失敗して散々な目に遭ったメディアの連中は、意趣返し的にここぞとばかりに安倍政権を叩いてるようにも取れる。
マスコミなんて、結構幼稚な動機で動くもんなんじゃねと思ったりしてるんですよね。


