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逗子葉山近辺でシステム開発業を生業としてる男の地を這うような日常。

匍匐前進の日々

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頼朝のこと
インテリには頼朝マンセーの人が多い。

ちょっと前にTVで義経特集をやってたとき、まとめのところで、早稲田の吉村作治教授は空気を読まないで義経そっちのけで頼朝をベタ褒めしてたっけ。
永井路子と司馬遼太郎がその道筋を作ったのかどうかは知らないが、義経は頼朝の思惑を理解できなかった情の人という印象がある。あ、勿論世間一般の伝統としては、マキャベリストの頼朝より義経が大人気なわけだけど。今でも。


大河ドラマでは、今日で一の谷が終わり、来週あたり木曾義仲の息子義高の殺害となる。

源氏の系譜は血なまぐさい。とゆーか、中世には最後まで血なまぐささがつきまとう。てゆーか、武士って血なまぐさいんじゃ。源氏が途絶えた後も、鎌倉はずっと血なまぐさい。小事件は置いといて、鎌倉という土地でその発端となったのは、上記の義高の殺害のように思える。頼朝は自分の娘婿の殺害を命じた。娘の大姫はそのショックでその後、病気がちとなりついには死に至ったという逸話はあまりに有名。

頼朝の周囲には常に死のニオイがある。頼朝は、伊豆での流人時代に自分の娘を平家に気遣った伊東祐親に殺されている。要するに、「もののふ」ってのは、そういうもんだという感覚が備わっていただろう。常に死を隣に感じていたに違いない。そんな一筋縄では行かない連中をどうやって統率するかいつ頃から思案してたんだろ? 武家社会のシステム設計だ。寝ずに考えつづけてたかもしれぬ。そして一度決めた道筋は非情なまでに守り抜く鉄のような意志を持った執念深い男が出来上がった。彼の周囲の死のニオイは消えない。
結局、時代を変革するために天が遣わした人間だったのかもなと思ってしまうのである。マコトにバランスの悪い、乱世にこそ輝く人間だったなあと思わされる。

義経という人間も勿論そう。戦の天才である点、多くの人が認めるところだが、自己保身の感覚が乏しく、後白河法皇にまんまと乗せられるあたり、やはりバランスの悪い一芸に突出した人間だったという感を持つ。
今の大河では主役なんで当然思慮深い情の人という印象で製作されてるけど。

時代の変わり目に、この2人が世の中に出たことが、奇跡だなあと思ってしまうのである。
#バランスの良い人間ってのは、先の伊東祐親みたいな奴を言う。常に強者を意識し、それに気遣い保身を考える人間だ。そこそこ情もあり打算も働く人間。ようするに凡人ってことだ。俺も残念なことにそうだな。

要するに、戦国の世の織田豊臣徳川、幕末の島津斉彬、西郷、大久保、坂本、高杉といった連中と同じように、頼朝はもっと認識されて良いんでないかなどと思ってしまうのであります。

あ、結局俺も頼朝マンセーじゃん。
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【2005/07/10 (Sun) 18:25】 日本史 // TRACKBACK(14) // COMMENT(0)
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