逗子葉山近辺でシステム開発業を生業としてる男の地を這うような日常。

匍匐前進の日々

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たなb
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Invictus - 負けざるものたち -
久々に映画をみました。
嫁と息子の3人で映画なんて久しぶりすぎる。

クリント・イーストウッド監督モーガン・フリーマン主演のInvictus。
着くまでアバターとどっち見ようか俺だけ迷ってたんです。

嫁はラグビー好きなので、迷わずInvictus。
息子も嫁に追従。

俺も結局Invictusを選びました。

俺的には、前作グラン・トリノに比べるとインパクトは無かったのですが、今作はあくまで事実に沿って作り、事実を霞ませるような誇張は最小限に抑えたものと思われます。
俺がラグビーに思い入れが無いせいもありますが、ラストにもさほどカタルシスを感じなかったです。
現在の南アフリカが決して良い状況ではないとう事実も、単純に「よかったね」となれない理由でしょうね。
勿論、監督もそんなことは百も承知でしょう。
しかし、彼はマンデラという男が大統領に就任後、大きな夢と圧倒的な寛容さ、強靭な精神力と適度なしたたかさを持って困難に立ち向かった事実を映像として残したかったんだろうなあと。映画自体の作品としての出来については最低ラインを確保できれば良いと考えたんじゃないかと思ったりしました。

反アパルトヘイト運動が盛り上がり1994年にネルソン・マンデラ氏が大統領になったときの記憶はどんどん薄れていってます。今となっては知らない若い子も多いでしょうから。んでもって、BRICsのような一部の国を除いて世界じゅうが沈鬱な気分になりつつある。

Invictusとはラテン語で「征服されざる者」という意味らしいです。
ネルソン・マンデラ氏が南アメリカの大統領に選ばれる前、27年間におよぶ獄中生活で座右の銘としていたというウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩の題名。
この中の有名な一節がこの映画の全てと言っても過言ではないでしょう。(以下、http://henjoy.blog78.fc2.com/blog-entry-562.htmlより翻訳いただきました。)

Out of the night that covers me,
私を覆う夜の中から
Black as the Pit from pole to pole,
鉄格子の間にひろがる牢獄の暗黒
I thank whatever gods may be
神がどんな存在だろうと私は感謝する
For my unconquerable soul.
我が魂が決して征服されないことに
In the fell clutch of circumstance
残忍な情況の手の内に落ちてなお
I have not winced nor cried aloud,
私はひるみもせず 大声で叫びもしなかった
Under the bludgeonings of chance,
運命の棍棒に打ちのめされ
My head is bloody, but unbowed.
頭からは血が流れているが私は屈しない
Beyond this place of wrath and tears
この憤怒と涙の地の彼方に
Looms but the Horror of the shade,
亡霊の恐怖だけがはっきりと見える
And yet the menace of the years
そして何年間にも渡る脅迫も
Finds and shall find me unafraid.
私が今も恐れてなどいないことを思い知るだろう
It matters not how strait the gate,
その門がいかに狭きものであろうと
How charged with punishments the scroll,
どうして裁きのままに罰を受けることができようか
I am the master of my fate:
私は我が運命の主であり
I am the captain of my soul.
我が魂の指揮官なのだ


グラン・トリノで、古き良き米国の消失と他民族化への寛容さを指し示したわけですが、その延長戦上にある作品であることは間違いないと思われます。

まだ、道半ばのようにも思います。この先、もっと明確な作品が出てくるんじゃないでしょうか。
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【2010/02/13 (Sat) 01:30】 映画 // TRACKBACK(0) // COMMENT(2)
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この記事に対するコメント
ボクも観たいと思っていた作品です。
ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩も素晴らしいですね。
クリント・イーストウッドという人の映画は、骨太なものが多い気がします。ローハイドで、ダーティハリーだったのに。
彼の「ピアノ・ブルース」という音楽映画も好きでした。
【2010/02/13 ()】 URL // kawol #- [ 編集 ]

kawolさん
コメントありがとうございます。

>ローハイドで、ダーティハリーだったのに。

監督は、前作のグラン・トリノでダーティーハリーに落とし前つけちゃいましたしね(笑)
映画の神に愛された人なんだろうな。
ピアノ・ブルースは残念ながら未見ですが音楽への造詣も深い人のようですね。上記グラン・トリノではエンドロールで流れるテーマ曲で味わい深い歌声も披露してます。
【2010/02/13 ()】 URL // たなb #- [ 編集 ]












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