http://www.asahi.com/politics/update/0531/SEB200905310007.html有権者数 : 19876人 投票者数 : 16415人 投票率 : 82.59%
8449 竹原 信一
7887 田中 勇一
引用元:http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/46/00010161.html
いやー、所詮地方の市長選ってことで、竹原元市長が勝てるかどうかについては微妙だろうなと思ってたら勝っちゃいましたね。しかも、82%という高い投票率の上での勝利ですよ。
上の数字みると、82%の投票率16400人が投票して、600票差ですから、地方で組織票に対抗するには、
「投票率82%以上+浮動票を獲得するための話題性」
が必要ということがわかりました。
首都圏、田舎を問わず、地方の市議会選挙とか市長選挙ってかなりグダグダというかドロドロなわけですよ。地方の市議さんなんて、もちろん優秀でビジョンを持った人も中にはおられますが、アホが目立つでしょ?
特に市議の選挙なんて地縁血縁コネばかりが目立つしね。
また、役場は役場でこれまた地縁血縁コネで入った人の数がかなりにのぼるでしょう。最近ではまだ少なくなりましたが、ちょっと前までは、「どこぞの誰それはコネで役場に入ったらしいよ」なんて噂は日常茶飯事だったわけなんですから。実際俺の友人でも親のコネで入った人いるし。
そんな、市議会と役場を相手に、どこまで突っ張れるのか。
俺は、竹原市長のやり方について100%支持はしてません。この過激なやり方で市民の暮らしがよくなる方向に改革することができるのかというと、保障はまったくないし。思想自体は過激でもよいがもう少し穏便に事を運べないのかと。
この手法は相当に優秀で徳のある物が人生賭けてやらないと厳しいでしょ?
だが、過激なやり方でどこまでできるのかというテストケースとして注目してます。
俺が住む土地の近くにも、かつて、市議会と対立した人がおられましたが、結局は国政への踏み台に過ぎなかったんですねというオチと相成ったことがありました。
本気で市政を良くしたいという信念を持って、過激な政治手法を使う人が現れたら、それは注目しますって。竹原氏という人に信念があるかどうかはわかりませんが。
この手法で行くと、結局一度は壊れますよ。上で書いたとおり、地方政治なんて地縁血縁でグズグズなんですから。結局、地方自治なんてその上に浮いてるだけなんですから。
ただ、こういう人が現れた背景には、景気の低迷がいよいよ深刻化してしまい、地方がそういう体制だけでは立ち行かなくなってるということがあるわけですよ。だから、景気に左右されずノホホンと過ごしているかのように見える公務員への僻みにも似た気分が沸騰することとなる。
市政を担ってるやつらがアホばかりだしどうせ今のままだと希望が無いのなら、一度壊してしまえと。
だから、壊れてしまうこと自体は仕方ないと割り切って、地方を破壊しつつも、新しい地方を再建できるのか、壊したまま終わるのか。。。ってことに目を向けるしか無いのかなと。
この市長が、ある程度結果を出したら、他の土地でも同じことが勃発するでしょうな。
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