逗子葉山近辺でシステム開発業を生業としてる男の地を這うような日常。

匍匐前進の日々

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たなb
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AMラジオとPerfume
ラーメン屋で週刊文春を読んでたら、近田春夫先生が連載でPerfumeのワンルームディスコについて語っておりました。
近田先生にすっかり親心がついてますな。Perfumeの新曲を聴くのは楽しみでもあるがドキドキするというのには同感なのです。先生いわく「そろそろアーティフィシャル(人工的)な声は飽きられるのでは。作戦が必要なのでは。」といった心配まじりのドキドキのようです。俺の場合は、相変わらず期待値が多くを占めるドキドキですな。創造する姿勢が見える限り、失敗しても無問題だと思ってるんで。
1作や2作失敗した程度でバカはすぐに「落ち目」とか「枯れた」とか言いますが、そんなのは言わせとけば良いのです。
相変わらずタイアップなどに執着しない徳間&アミューズGJです。自信があるのかやる気が無いのか知りませんが。おそらく当面マイペースで良いと考えてるのではないでしょうか。これまでも売り込みにさほどコストかけてきたわけでないし。
巨額の宣伝費で売り出し→回収というスパイラルに命をかけるエイベックスは大変だと思いますよ。

俺が最初にワンルームディスコを聴いたときは、未完成で不安定なイメージを持ちましたが、近田氏は新たにAM放送というヒントをくれまして、なんかちょっとメモしとく気になったのです。

この楽曲は、春というキーワードで依頼されたんだろうなと思うわけです。
春にヒットを狙うなら「桜」「卒業」ですが、そんなものは中田氏が使うわけが無いと。ギリギリの妥協点として「過去との決別」「不安」「引越し」「ワンルーム」「新生活」みたいなキーワードが散りばめられたと。
楽曲自体は、特に声の処理をあえて「くぐもった感じ」「もやもやした感じ」に処理してるように聴こえたました。春というのは、澄んだ季節ではない。薄ぼんやりとしてて、霞がかかってる感じです。花粉も飛びまくるし、不安も多い。勿論、それ以上にドキドキ感もある。
そういう感じを出したんだろうと思ってました。

さらに、それに加えてAM放送ですよ。近田氏は「AM深夜放送華やかなりし頃の下宿でキャンディーズの春一番を聞いている感じ」と例えておりました。
Perfumeとノスタルジーについては前々から多方面で言われてきましたが、中田氏はおそらく彼女たちにノスタルジックなものを感じてそれを音にしているんでしょう。
この曲も、トッド・ラングレン風味のシンセの伴奏をラジオのノイズに見立てて、AMラジオのノイズの奥から聴こえてくる変調された声のように感じたりもするわけです。

アナログ感をアナログに拘った製作環境で実現するのも良いですが、徹底したデジタルな製作環境でアナログ感を創造してやろうという偏屈なDTMヲタがいても良いじゃないすか。音自体はデジタルなんですが、意気込みが妙にアナログなんですな。
中田氏からは良い意味で偏屈な意気込みを感じますね。
刺激が減ってきてるということが良く言われますが、「とんがった音」「マニアックなアレンジ」みたいなもの自体、作るのは簡単なわけですよ。「こういうの好きでしょ」って提供すれば良いんですから。そこをあえて避ける偏屈さが他の追従を許さないところだなあと思います。

春のテーマで作れと言われたので春をテーマにして遊んでみたというのが、ワンルームディスコだと改めて思った次第です。ネクストステップも糞も無いですよ。俺はこの曲大好きですけどね。そんなに売れないかもと思ってたんですが、週間1位取っちゃいましたなあ。

この勢いで、アルバムは全曲オリジナルで作ってもらいたいです。勝手な願いですがアルバムの完成度を重視してシングル曲は入れて欲しくないなあ。無理でしょうけど。
 

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【2009/04/10 (Fri) 01:35】 音楽 // TRACKBACK(0) // COMMENT(4)
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この記事に対するコメント
刺激のある尖った音をつくるのは簡単……ですか。
耳が痛いです(笑)
僕もちょっとその傾向がありますね。
しかし、80年代に行くとこまでいっちゃってますから、確かに刺激に対して麻痺してたりもして。
リズムとメロディ、声の力には敵わないんですかね。
【2009/04/15 ()】 URL // ひげくま #- [ 編集 ]

ひげくまさん、コメントありがとうございます。
>をつくるのは簡単
いや、勿論凡庸な人には難しい作業だと思いますが(笑)、彼等のような人たちにすれば、マニアックな世界に行って評価される作業というのはPOPSの世界で戦うより楽だと思うだけなんです。
ポリリズム以降だんだん刺激が減ってきていると言われますが、俺は、彼はホントに誠実に大人な戦いをしてるなと思いますね。音を聴いてると。本人ヘラヘラしてますがw
中田氏の音楽的な才能は勿論なんですが、それよりむしろそういう姿勢を尊敬してるところがあるかもしれません。

>リズムとメロディ、声の力には敵わないんですかね。

いや、一概にそれだけとも言えず、特にテクノロジーを使った音楽は刺激も必要だと思います。ただ中田氏の場合、楽曲を作る際、刺激云々以前に、第1にリアルタイムで歌い手の良さを引き出すこと、第2にPOPSとして成立させること、最後の一番優先度が低いところに自分の趣味趣向や刺激性を含ませてるように見えるところが良いなと思います。
Perfumeなんかは過去の作品をたどっていくと成長を記録したアルバムのような出来になってて、中田氏の愛情を感じるんですなよ。結局は愛なのかなと。
他者の批判はあまりしたくありませんが、同業でより刺激的な方向性のアイドルさんの音からは、愛があまり感じられないのです。
【2009/04/15 ()】 URL // たなb #- [ 編集 ]

こんちは
バイト場でよくこの曲を聴くんですが、アタック遅めリリース短め、スレッショルド低め、、、というコンプをたぶん2ミックスにしてからかけてるんだと思います。さらにミックスではサイドチェインコンプをかけまくってると思います。「GAME」しかりですが、、、。

曲もいいし、ミックスも気になったのでDL購入し、聴いてみて「最近のコーネリアスよりよほど過激」なマスタリングという結論に至りますた。
器がPOPなので中で何やってても大丈夫、というのはとてもうらやましいです。
【2009/05/07 ()】 URL // nobi #- [ 編集 ]

nobiさん、どもです。
ヤスタカ氏のマスタリングには賛否あるみたいですが、僕は好きです。
サイドチェインコンプは使ったことありませんが、面白そうですね。今どきの機材を使って遊んでみたいです。
【2009/05/09 ()】 URL // たなb #- [ 編集 ]












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