けっこうBGMとして頻繁にローテーションおります。
nobi氏のこの作品と、Underworldの新譜、あとPerfumeのComplete Best。それに、ulrich Schnaussの作品。だいたいそのセットが仕事中のローテーションになってる。
以前、エレクトロニカはパーソナルな音楽であり好き嫌いで選ぶべきと書いたが、このアルバムは「好き」である。
奥底から湧いてあふれ出てくるPOPな感じが好きなんだな、きっと。
色々な音色、メロディ、アイディアに満ち溢れているが、肌触りが良いのである。それは、おそらく好き嫌いを問わずBGMとして成立するための必要条件だろう。誤解を恐れずにえれば、いかようにも不快ではない空間を演出することが出来る才能を感じます。
秋元薫はnobi氏(このCDでのnobi氏)とは異なり、強引に自分の世界に引きずり込むタイプの音楽家ですが、nobi氏が秋元に惹かれるというのも興味深いですね。
彼は音楽でメシを食うに至っていないということでアマチュアと呼ばれるんでしょう。しかし、仮に自分の表現したいイメージを8割から9割ぐらいまでしか具現化できていない人をアマチュア、イメージどおり具現化できる人をプロと呼ぶのであれば、彼はプロの領域に達しているんではないでしょうか。
勘違いと笑われるかもしれんが、彼は、自分の中に湧いたイメージをかなりの精度で表現しきれておられるのではと思った次第。少なくともこのCDでは。無駄な音が無く、1個1個の音に対する愛着すら感じられるのです。
そのためには多くの習作、努力があったんでしょうね。
そこに至る努力と才能。集中力、自尊心を持ち合わせた人、完成した作品への揺ぎ無い自信と愛着がある人が、結局のところその世界で生きる人になるんでしょう。ヲタクを極めた先にこそ道が見えるというわけです。

nobi氏のサイト(ブログ):
http://blog.livedoor.jp/takumanobi/


