Perfumeがブレイクする前から、テクノというフォーマットをベースに音楽から振りつけまで全てをセルフプロデュースしてきたインディーズの実力派
Cutie Pai。
彼女たちが今月出したアルバム
Cutie MANIAの評判が結構良い。
まだ聴けてないんですが、買う予定。
Cutie Paiはインディーズとは言え根強いファンは多く、業界での知名度もそれなりにある存在。しかし、彼女たちはJASRACに管理を委託していない。その理由がサイゾーの記事で明確に語られている。
http://www.cyzo.com/2008/05/post_532.htmlCutie Paiはまだ小っちゃな存在なので、JASRACさんに信託させていただかなければならないほど、メディアで楽曲が流れていないのです。JASRACさんは大きな組織ですから、新しいメディアが出てきたときに、そのメディアでの楽曲の取り扱い方法が決まるまでにどうしてもある程度時間がかかりますよね。僕ら駆け出しのミュージシャン・プロジェクトは、その時間を待っていられる余裕がない(笑) ウェブやモバイル、その他なんでも面白いメディアが出てきたら、すぐにCutie Paiを乗っけてプロモーションをしたいんです。もっと認知が広まれば、JASRACさんのお世話にならないといけないのですが、それまでの『草の根運動』の時期は、『ゲリラ作戦』が行えるように、自分達でその場で即判断して動ける状態にしておきたいんですよ。インターネットを中心とする新しいメディアやツールを使って、世の中に出てくる人がどんどん増えていますよね。Cutie Paiみたいな新しい才能は、売り方も新しく面白い方が、ファンの皆様にも楽しんでいただけると思うのです。
Cutie Paiはインディーズということで、たまたまJASRACとのつながりの薄い事務所だったんでしょう。
自分たちでJASRACへの信託是非の判断をすることができた。
問題は、Cutie Paiみたいにフレキシブルに売り出したい意欲のあるアーティストが思惑に反してJASRACと契約してしまうケースだろうと思います。
売れた後JASRACと契約しても遅くは無いんですよ。JASRACの管理方法、料金の分配方法に疑問があれば、違う団体に管理を任せるのももちろんアリです。
#この記事の「JASRACは必要か」というタイトルは煽り的でよろしくないですね。
JASRACの問題以前に、自分たちが作った作品をどのように管理していくかについては、自分たちで決めることができるような仕組みにならんと駄目でしょうと思います。
Cutie Pai - ミュージック・ランデヴー
スポンサーサイト